誘導するサジタ。
「あの…すみません。どうやって進んでくれるか分からないんですけど…」
セレンがサジタに聞く。サジタはあっけらかんと答える。
「大丈夫。大丈夫。コウちゃんはお利口さんだから、言えば分かる。」
「…さっき、あんまり言う事聞いて無かったような気がするけど…?」
シラリとキーツが突っ込む。
「……コイツ等…あんまり男の言う事聞いてくれんのじゃ…(;=Д=)」
「女好きって事か…」
「いや、コウちゃんは女の子・モリは男。モリはエサがあればOK!」
「食い気か…(=∀=;;)」
「コウちゃん、町までお願い出来る?」頭を撫でながら優しくセレンが言う。
コウはセレンの手をペロペロと舐めた。
「ふふふっ…くすぐったい…(^v^*)」
コウはイキナリ走らずにゆっくりと歩き始めた。
「すごーい☆ちゃんとゆっくり歩いてくれてる〜(゚Д゚*)」アルテが感動する。
「さぁて、女性陣も進み出したし、モリ号も発車しますか。」とサジタはポケットからオヤツを出す。
「モリ、町まで頑張れ。」とサジタがモリの口にオヤツを入れると、フンガー!フンガー!と鼻息が荒くなってきた。
モリ号発車。
ドキューーーーーーーーーーーーン!!!−( つ゚Å゚)つ

モリ号はコウを抜いて走り去っていった。。。。